監修:順天堂⼤学医学部 膠原病内科 名誉教授 髙崎 芳成 先生
2024年 7月更新
「朝、手がこわばって、動かない」「関節が腫れて、痛いし、だるい」そのつらさを、他人にはなかなかわかってもらえない関節リウマチ。
実は自己免疫疾患のひとつでもあることをご存じですか?
「女性がなる病気」と思われがちですが、男性の患者さんも2割程います。
現在日本には、70万人以上の関節リウマチ患者さんがいるといわれています。
昔から「なかなか打つ手がない」とか「一生、痛みと付き合っていかなければ」という印象もありました。
でも今、関節リウマチ治療は大きく進歩しています。
新しい薬も次々と開発され、「寛解*」を目指し、さらに「寛解」を維持させる時代になってきています。
関節リウマチは、早め早めに治療することが大切です。
まずは、リウマチ専門医に相談してください。
*寛解(かんかい)=リウマチ症状・兆候が消失した状態。